1.主要施設の概要(国営施設)
 (1)用 水 源   一級河川利根川水系新利根川   取水量12.724m3/s
 (2)
機場施設   用水機場  排水機場  用水路  排水路


2.国営関連施設(県営)
 (1)機場施設   用水機場  用水路  排水路

3.維持管理
 (1)用水計画
 本地域は、稲敷市他1町の受益地内の水田を対象に行う。
 新利根川沿いに国営事業により3ヶ所の用水機場を設け、幹線水路(管路)にて各分水工及び末端用水機場まで送水を行い、各ほ場へパイプライン方式により用水を行う。尚、新利根川の北岸地区のほ場に対しては、背後地の地形を有効活用し、国営用水機場から高台に設置した配水層に送水し、そこから自然流下により分水工を通じ、末端までパイプラインにより用水を行う直接一括加圧方式を採用する。
         用水系統模式図
 (2)排水計画
 本地域は、新利根川の平均水位YP1.00mに対し、ほ場高YP1.20m前後の低湿地帯であるため、地区の大半が機械排水に依存しなければならない地域である。このため地形的に自然排水が可能な一部地域を除いては機械排水とする。
 国営の排水計画は10年確立で計画され3日連続雨量180m/mを湛水することが無いよう排水する計画である。(3日連続の統計的雨量は、第1日目は、41m/m、第2日目は125m/m、第3日目は14m/mである。この計画から、日雨量の排除は、125m/mとされている。)尚、農地の汎用化を図るため内水位については、常時YP0.00m〜YP0.30mの範囲で排水管理を行い、一級河川新利根川及び霞ヶ浦に排水を行う。国営事業の受益地外の一部の地区については、各々に設置されている排水機場により排水を行う計画である。
              《排水系統模式図

4.施設管理図   新利根川土地改良区管理図

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